Amazonお急ぎ便の罠
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AmazonにはPrime商品といってAmazon社となんらかの関係がある出品者に少し特別な待遇がされている。例えば下の商品なんかがそうだ。
この本を買おうとすると、通常配達、お届け日時指定便、お急ぎ便を選ぶことができる。こんな手厚いサービスを受けられるのは今のところAmazonくらいだろう。しかし、ただほど高いものはないという諺があるように裏がある。
通常配達、お届け日時指定便は問題ない。問題はお急ぎ便だ。お急ぎ便とは、Amazonの中で配達の序列を一番にし、なるべく早く商品を消費者に届けるというサービスだ。そのため、配達には柔軟に対応ができる配達業者が必要になる。この配達業者とはAmazon本社が確認できていないほど多数存在し、どの会社が配達にでているのか消費者は確認することができない。怪しいと思った人は下のAmazonの配送の説明を読んでいただきたい。
配達業者の中に、Amazonとあるのがそれだ。Amazon本社は配送業を営んではいない。では誰が配送するのか。もう少し先ほどのページをスクロールすると注意書きが見える。
上記に列挙されていない、Amazon.co.jpと提携する配送業者を総称してAmazonと表示しています。こうした各配送業者に関するお問い合わせは、Amazonカスタマーサービスが承ります。
こう書いてあるのだ。つまり、Amazonと提携して配送を頼んではいるが、その会社の名前はホームページには載せないよ。気になるなら、電話してこい。とある。
当然、名前のわからない配送業者はいろいろと無茶をしてくる
・昼間に家にいたが、インターホンが鳴らされず、不在票が届く。
・不在票には「Amazon社に再配達の連絡をしろ」と書いてあり、どの会社の営業所が商品を保管しているかわからない。
・不在票にドライバーの電話番号がなく、ドライバーとの細かいやり取りを行えない。
私は、お急ぎ便で、すぐ届くのを待っていたが、なぜか届くのに通常配達くらいの時間がかかった。お急ぎ便はたしかに便利である．しかし，透明性のない会社がやっている仕事を過信するのは危険であると感じる。
対処法
一応対処法はある。
１．置き配指定
２．近くのコンビニに配達指定
１ Amazonには置き配指定というサービスがあり、商品を玄関前に置いていくサービスがある。これにすれば、商品は家の前に置いて行かれ、どっかの配送業者とかかわらず、商品を手にできる。しかし、家を空ける時間に置き配指定するのは、若干抵抗があるだろう。
２ 本人確認のため個人情報を登録して、基本的にはそこに届けるのだが、お届け場所も変えることができる。それを近くのコンビニ指定にしてやると、コンビニが受け取ってくれ、好きなタイミングで取りに行ける。しかし、届けられない商品なんかも存在して完全な配送方法ではない。
Amazonは多くの商品を取り扱っており、ものを買ううえでは切っては離せないサービスだろう。多くの利用者がいるなか、サービスも手厚い。すべてをこなそうと思うと、透明性が担保できなくなってしまうのだろう。こと、お急ぎ便についてはそれが顕著に表れやすい。上に記した対処法をうまく活用し、快適なAmazon生活をお楽しみいただきたい
