近似曲線の求め方~三角関数の二乗~
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はじめに
のような関数は微・積分が非常に楽で最小二乗法で面倒な作業計算を必要としない。
上の三角関数を含むような式における最小二乗法は微・積分によってとを繰り返すため計算が煩雑になる。偏光実験における近似曲線の求め方を備忘録として記録した。関数は以下の関数だ。
パラメータの導出
とすると、
、、となり
、、となる。
ここの式変形は倍角の公式やらを駆使すればできる。ぜひ自分の手で解いてみてほしい。
さらに、
、、とすると、
となる。
ここまでくれば,やが出てこないので,後は3変数の最小二乗法をやるだけである.
が最小となるA、B、Cを求める。
のように簡易的に書き示すと、
となり、この三式の行列を解けばABCが求まる。