教育とpython ~作図編~

教師の働く環境を変える

教職は子どものため、滅私奉公の日々であると思われる。そんな日々の中、世の中の流れによって、教師の仕事を早く切り上げるというキャンペーンのようなものが行われている。

子どものために身を削っている教師の方がいる中で、その人の子どものための時間を削っているようで誠に残念に思う。また、子どものためにかかわらず、終わらない仕事を無理やり、定時で切り上げさせることで見かけ上の稼働時間を減らしているように感じる。今、教育現場で必要なのは、仕事時間を削減することではなく、仕事のやり方を変え、教師が楽をできる環境づくりだと考える。

私はその環境づくりの一環として、pythonを使った作業の効率化を提案したい。人の手で丁寧に作った図や表はとても人間味があって、授業に温かみがでるのかもしれない。しかし、その温かみを作るせいで教師が仕事に追われ、つぶれてしまっては意味がないのではないだろうか。pythonを使ってサクッと表やグラフを作ってはどうだろうか。

pythonで好きなグラフを作図する

import numpy as np

import matplotlib.pyplot as plt

 

def func(x):

    return x*x

x = range(-10,11,1)

y = []

for i in range(len(x)):

    temp = func(x[i])

    y.append(temp)

plt.figure()

plt.plot(x,y)

plt.show()

このようなグラフがサッと作成できる。教師の仕事を減らすことを手伝ってくれるに違いないだろう。

まとめ

プログラム全般において言えることだが、初めの導入にはどうしても時間がかかる。ただし、それさえ乗り越えられれば、今後一生時間短縮が望める。決して低い敷居ではないが、教職を目指す方の一人でもプログラムによって授業づくりを効率化していただきたい。まぁ、私のブログで参考になるかは、別の話だが。。。